思い出の書籍コレクション(2)

2024年 2月 1日 読み終える時間: ~1 分

私もまた、ブルース・リーを通じてカンフーの世界を知った世代です。そしてその当時から現在まで、日本人の中国拳法研究者第一人者として著名だったのが松田隆智氏でした。国交正常化前から中国各地に拳法を求め探訪していた松田さんは、まさしくパイオニア的存在でした。初めて同氏の著作を知ったのは「蟷螂拳入門」で、今も大切に保存してあります。この「中国拳法入門」には北派拳法の重要套路「小虎燕」が詳細に解説されており、今でも読み返します。ちなみに「蟷螂拳入門」では、基本套路の「崩歩拳」が詳細に解説されており、これも大変貴重な書籍です。