思い出の書籍コレクション(その1)

2024年 1月 17日 - 読み終える時間: ~1 分

高校2年の頃、空手に出会いました。当時は空手道場というのは少なくて、学校が終わって一端帰宅し、隣の市の体育館まで自転車で10キロ程走って、和道流道場に通ってました。夜の7時から9時まで練習し、真っ暗の夜道をまた10キロ走って帰宅する日々。今思えば随分遠くて危ない道中でした。

大学受験で忙しくなった頃に和道流道場を止めてしまって、空手は白帯のままでしたが、社会人になって都会で働くようになると再び強さへの憧れが再燃、そんな時、本屋で山積みされていたのがこの伝説の書籍『実戦!芦原カラテ』でした。なぜか少年マガジン特別編集という変わった企画本で、判型もユニークなこの書籍、たちまち夢中になってシリーズ3冊を買い揃えたものでした。しかし事情により、今手元にあるのはこの1冊だけ。最近になって30年ぶりくらいに読み直しています。

今読んでも、その内容は新鮮で、数々の連続写真、シンプルで明快な説明、技術コンセプトなど、まったく古びていない。改めて芦原英幸先生の偉大さに感動しています。