日々進化する人工知能業界ですが、その牽引者たるChatGPTの最新版で搭載された音声「Sky(スカイ)」を巡り、大問題が発覚。女優スカーレット・ヨハンセンさんが、自分の声にそっくりすぎると訴訟の構えを見せている。彼女の声明文によれば、昨年9月にOpenAIのサム・アルトマンCEOから音声を採用したい旨提案があったが、断ったという。それなのに、新たに発表されたGPT-4oで話題になった女性音声は、まるきり彼女の声ソックリ過ぎるというわけだ。ヨハンセンさんの抗議を受けてOpenAIは現在当該音声の提供を中止しているが、発表の2日前にもヨハンセンさんにアルトマンCEOから考え直すよう連絡があったというから、これはもうアルトマンCEOの独断で音声を本人の意志に反して無断使用した可能性が高い。業界最先端だからといって、ちょっと横暴過ぎないか?要するにアルトマンCEOはスカーレット・ヨハンセンさんが個人的に好みということなのだろうか?人工知能業界の中身は、案外と生臭い人間の欲望が渦巻いている印象を持ってしまう。
ChatGPTの音声はどうなっているのか
📅2024年 5月 22日, ~1 分