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古典で味わう推理小説の醍醐味

📅2024年 10月 4日, ~1 分

文庫本で推理小説を読むのが好きです。最初に読んだ推理小説は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物長編『バスカーヴィル家の犬』でした。たしか中学校時代に読んだもので、ヤング向けの新書サイズだった記憶があります。

アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』でその掟破りの意外性に惹かれ、その後なぜか辻真先の『仮題・中学殺人事件』に始まる実験的推理小説に心酔。エラリークイーンの『Xの悲劇』から「本格推理小説」なるものに夢中になっていきました。そして最近では推理小説の古典といわれる作品を味わう日々です。ヴァン・ダインの『ベンスン殺人事件』『カナリヤ殺人事件』『僧正殺人事件』『グリーン家殺人事件』は何度も読み返してます。イーデン・フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』には唸りました。ベントリーの『トレント最後の事件』は今現在3度目の再読中。古典作品は文章そのものが面白いので好きなのです。