2007/10/3 水曜日

激変する新聞業界

Filed under: ビジネス全般 — 管理人 @ 8:55:47

「日経・朝日・読売の3社がネット事業で提携」のニュースにはちょっと驚きましたが、提携内容をよーく読むと、ネット事業上具体案はまだなくて、むしろ3社の「販売事業の提携」が主たる目的であることが推察されます。3社が同じ販売店を利用すれば販売経費が大幅削減されることになりますからねえ。

新聞業界のネット事業は激変しています。毎日新聞はMSNとの提携を止めて、 10月から「毎日.jp」にサイトを変更していますが、(読者から見るとこれは読みやすくなってありがたい)一方で産経新聞はMSNと提携し、「MSN産経ニュース」にサイトを変更しました。

米国では、業界第一位であるNYタイムズ紙で、一部有料だったオンライン記事が全て無料化され、ポール・クルーグマン等の有力コラムが無料で読めるという嬉しい展開になりました。

毎日新聞は、MSNとの提携解消から「毎日.jp」に方向転換するにあたって、「オープン化」を促進させるという新たな方針を説明しています。これはおおいに頷ける内容で、例えばNYタイムズ紙やワシントンポスト紙などは随分以前からネット上でニュース動画配信、ブログ開設をして、オンラインメディアの特性を最大限活かしています。これは日本の新聞サイトもマネすべきでしょう。

現状の日本国内新聞サイトはあまりにも紙面と同一化させすぎだと思います。紙面の文字数制限までオンラインに持ってくる必要はどこにもありません。オンラインのニュース記事は速報性、網羅性、双方向性などの面でもっと高度な展開が可能です。そんなわけで、毎日新聞の今後の展開が楽しみです。

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