ウェブサイト運営に必要な7つの要素(3)
コンセプトに見合う、価値あるコンテンツを提供しているか?(ウェブサイトから『美辞麗句』『形容詞』を削除してみよう)
ウェブサイトが価値あるコンテンツを掲載しているかどうか、冷静に見極めるには、そのサイト上の美辞麗句、形容詞を削除して、本質的に意味をなすかどうかを考えてみると面白い。
例えば最近多いのが、サイトのキャッチコピーに『とっても便利な●●サイト』『お得な情報満載!の●●サイト』というものだが、「とっても便利な」と感じるかどうかはユーザーの判断に委ねられるわけで、サイト上に書くのはちょっとおしつけがましいのだ。こういうサイトに限って、掲載内容そのものを冷静に見ると、他の同ジャンルのサイトに掲載されているものと似たり寄ったりであることが多い。つまり、価値が低いコンテンツなのである。
他にも『とっても楽しいコミュニケーションサイト』とか『素敵なあなたの●●を応援するお役立ちサイト』とか書かれていたりするが、前者は『掲示板とチャット』サイトに過ぎないことが多いし、後者も『具体的にどういう役に立つのか』は不明なままのサイトが多い。そんなうすっぺらなサイトはすぐにユーザーに見抜かれてしまうので、長続きできないことが多い。
有名人をひっぱり出すだけのサイトもダメ
ウェブサイトでは既存マスコミ上でのいわゆる有名人、芸能人の類いをひっぱりだしただけではダメである。具体的にそのタレント性がウェブサイト上で理解されないと、どんな価値あるヒトでもそっぽを向かれてしまうのだ。女性タレントのエッセイを掲載するにしても、ちゃんとそのエッセイが素顔を語っているものでないと、ユーザーを集めることはできない。
また有名な作家先生に原稿を頼んでも、ネット向きな内容でないため面白くないということがよくある。ネット特有のセンス(ウェブセンス?)を持てないと、既存のマスコミでどれだけウケてもネットでは思ったように人気がでないことが多いのだ。(一時的にアクセスを稼ぐことはできるが…)
結局のところ、価値あるコンテンツとは…
具体的に役に立ち、ユーザーの抱えるなんらかの問題を解決するコンテンツが、価値あるコンテンツなのである。
こうしたコンテンツ作りのノウハウは、雑誌作りのノウハウがそのまま役に立つことが多いので、雑誌編集のスキルをもった人材がウェブビジネスでもおおいに必要になるだろう。

